VRクリエイター養成講座に参加しました(下)
いつもの流れて、上下二回に分けて紹介します。
上編は下記よりご覧ください。
グループコンサル編
二日目の午後はグループに分かれて、 ビジネスサイドと技術サイドそれぞれのコンサルティングが行われました。
参加者の中には、個人事業主や、会社で企画担当、フリーランスや第二事業としてなど、
色んな目的で参加された人が多く、それぞれ興味関心、懸念や疑問について先生に質問しました。
正直、まだ正式に何も始まってないので、
聞ける質問もあくまで想像や不安などが多いではないかと思います。、
それてもいくつか講義中で聞けなかった話だったり、
実際に事業されたからこそ分かった事だったりなど、
色々と勉強になりました。
体験編
最後の体験会は、ARシステムズ社が自作で開発したVRコンテンツを色んなHMD (ヘッドマウントデバイス)で体験しました。
Gear VR、Oculus、Hololensなど、VRだけでなく、中にARやMRもありました。
ゲームに関しは、2年前体験したあれでもかなりの完成度だったが、
今のVRはゲームだけでなく、色んな業界に浸透してきています。
例えば、車の内装をVRで体験し、色替えなども簡単に確認できます。
不動産のモデルルームに疑似的に入り、あたかも自分がそこにいるようにあちこち歩いたり、周辺を見渡したり。
ゲームは確かに楽しくて、VRの最も魅力のある領域ですが、
ビジネス上で活用されてこそ、真の意味で普及していけます。
感想
良い点
丸二日間、本当に講師も参加者も大変お疲れ様でした。
途中で大した休憩もなく、お昼はいつも13時半や14時になってようやく少し時間があったぐらいでした。
やはり、今回最も収穫の大きいのが、雑賀先生より体系的にVRの市場やビジネスに関するインサイトを聞けたことです。
特に普段疑問に思っているところ、友人が気にしているところ、
VRに対する世界中の注目度や日本企業における関心度など、
色んな面で今までの認識や知識を深めることができました。
また、VR動画を編集するにあたって、PCスペックがどれほど重要かもわかりました(笑)。
最近新しいPCを買い替えたいのは確かですが、
4K動画まで編集すると、NVIDIAのGeoForceカードが必要だから、
それが搭載しているPCはほぼゲーミングPCでしかもめっちゃ高い...
ショックですね...
話を戻します。
第二の孫さんになるチャンスは誰かつかめますね!
攻殻機動隊のような世界はまだまだ難しいかもしれませんが、
ダウングレード版のタチコマがすでに発売されている以上、
本物も遠くないかもしれませんね(GHOSTはないですけど(笑))。
改善点
いいところばかりではなく、あえてまだいけてないところも上げさせていただこうと思います。
・セミナールームが狭すぎ
いつもの聴講だけならまだしも、すべての人がPCを使って作業する必要があるから、
それなりに広いセミナールームを用意してほしかったです(主に運営側の問題)。
人数もそれなりにありますので、テーブルの間隔が狭買ったせいで、
動きが非常に辛かったです。
・動画撮影の仕方をもっと知りたかった
技術編では編集ソフトの基本操作は学べましたが、
一番重要な撮影スキルは二日目の後半に紙のみ渡され、
しかも大した説明もありませんでした。
「自分で読んで」という意味かもしれませんが、さすがにこれは...
特に参加者の中にVRの初心者ばかりで、
どうやったらきれいな360°動画や写真を撮れるのか、
知らない人が多いのではないでしょうか。
むしろ、この撮影のノウハウ部分をVRで取り、
体験会のときまるでその場で教わったようにトレーニングを受けたらいいのではないかと思ったりしますね...
・受講者の属性は分けても良いかもしれません
これは一概には言えませんが、少なくとも技術編に関して言えるかと思います。
若者は比較的吸収しやすく、普段もPCの操作に慣れていますが、
それても思い寄らないエラーや問題が起きたりします。
まして年配の方やPCに疎い方ですと、
ソフト自体の操作もさることなから、
講師が時々出てくるクリエイターやエンジニアにしか通じないような用語に
ちんぷんかんぷんかと思います。
元々、技術というのはビデオ撮影のノウハウも含まれるかと思います。
それなら普通の人でも操作できるかもしれませんが、
ほぼ編集ソフトの操作ばっかりですので、
そこがすこしのミスマッチがあったのではないかと思います。
・自分で撮影したビデオで練習する時間
インプットだけで、アウトプットがないと、せっかく学んだことも身に入りません。
勿論、今回の講座はこれで終わりではなく、
VIPの人には次回Unityを使った講座もあるほか、
Chatworkグループで講師チームから1年間のQA対応もしてくれるという特典があります。
それとは別に、実際の講座では、もう少し時間をとって、
各自撮影した映像をどんなエフェクトでもよいので、
自分でつけてみて、宿題として提出して先生から改善アドバイスをいただけたらいいなと思いました(とは言っても、PCが使えない人は何も提出できないが...)。
あとで別のPCで試してみて、まさかのビデオインポートで問題が発生したりするなど...
これだとなにも進められないのではないでしょうか...
特に体験会のとき、デバイスが回ってこないとかなりの時間をもてあそんでしまったので、
その時間を有効利用して何か宿題出されたらいいのではないかと思いました。
毎回ブログが長くなってあれですが、
これでVRクリエイター養成講座のレポートは以上です。
最後は主催者より名前の表記とコース名が間違えられた証明書を渡され(ま、一時的なもので回収され、後日に豪華?な卒業プレゼントがあるそうです)、
先生とも記念撮影しました。
VRについて本当に自分がビジネスにできるかはまだ未知ですが、
この二日間で学んだこと、できたネットワークを大切にして、
これからも自分が歩んでいきたい道に進もうと思います。
写真はプライベート情報で顔を隠します(笑)。